<句会内容:メール句会> |
お 題 |
「決める」 | 2句 | |||
秀句 | 決め技が分らぬままに見る競技 | 放下 | ||
第二章背中を押した千の風 | えぼし | |||
「わざわざ」 | 2句 |
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秀句 | 子の作を駄作に下げた大人の手 | 寿 | ||
躓いた段差わざわざ見に戻り | 壱郎 | |||
| 「自由吟」 |
2句 | ||
秀句 | 蔓防で消える飲み屋の誘蛾灯 | 光 | ||
12才路上遊びのメダリスト | ベースマン |
<句会内容> |
<皆さんの主な作品> |
まだ椅子に暑さの残る薄暮かな | かつら | |||
蛸喰うて大風呂敷の始まりぬ | 雲呑 | |||
夜の秋白衣をカゴに地下一階 | うーろん | |||
赤茄子を一つもぎりて口に食む | 自由雲 | |||
短夜やふと思ひ出す父母の歳 | えぼし | |||
初秋や朝一掬の水光る | 三葉子 | |||
美容院がらんとしている夏の昼 | アトリエ | |||
釣り上げしハゼかたくなに口を閉じ | 藤遊子 | |||
女去り寺に静寂や蝉の声 | しかの |