子供向けの「蝶の話」の講座を大船学習センターで開催しました。募集人数は20名でしたが
、応募は28名 (内小中学生は8名)あり無抽選で全員受講して頂ました。夏休み、週一回8月18(火)25(火)9月1日(火)の 3回行った。
1回目は身近な蝶から、あまり知られていない蝶、そして樹林、高原の蝶の話とだんだん広げて行き南の蝶、北の蝶、 さらに高山蝶と広げて行った。色んな蝶が居ると言う事を実感したと思う。さらに蝶の一生の話をして一回目は終わった。
2時から4時まで、途中10分位の休息を入れて行い、子供が退屈しないように時々クイズを挟んで進めたが、心配する事なく以外と皆さん真剣に聞いていたと思う。
2回目は1回目で紹介した蝶の一生も種類によってまた色々ある事を紹介、さらに渡りをする蝶や温暖化で北上する蝶、そして蝶と蛾の違いなど話したが途中標本作りの実演をやって結構盛り上がったようである。なおこの日はJCN鎌倉のテレビカメラが入り、翌日放映された内容は子供向けの蝶の講演として子供たちの生き生きした表情をとらえかなりまとまっており、ローカルのテレビ放送で終わるのがもったいないようです。
最後の3回目は学校が始まったので子供は来ないと思ったが授業が終わって駆けつけてくれた子もおった。1,2回目で一般的な話をして、この3回目は蝶の特殊な共棲、擬態、寄生、異状形の話をしたら半数以上参加している大人の人もかなり驚いていたようである。加えて蝋鱗粉転写を実演し、個々に実際作らせた。これについては子供にはやや難しい面もあったので、事前に打ち合わせしてicpの方々に応援して戴いた。
尚最後のアンケートを見せてもらったが、良かった、面白かった、さらに野外活動もやってほしいなどとかなり好評だったと感じております。蝶を通じて自然に関心を抱き、少しでも子供の視野が広がる事に貢献出来れば良しとしています。 |